阿弥陀如来坐像 保存修理勧進 「胎内結縁写経」のお願い
喜光寺は、阿弥陀如来坐像(国指定重要文化財)のご本尊と光背・台座等の痛みが激しいため、文化庁の指導により、保存修理を行うことになりました。
保存修理は、奈良国立博物館の工房にて行われ、令和二年六月頃にご本尊の修復が完成し、引き続き光背と台座の修理が行われます。光背の完成は、令和七年春頃の予定です。
喜光寺では、この度の保存修理に際しまして、新たなるお写経のご結縁を頂き、皆様の祈りのこもったご本尊として信仰頂こうと、「胎内結縁写経(たいないけちえんしゃきょう)」の勧進を発願致しました。
古来より、佛像の造立や修理の際には、その胎内にお写経や御芳名を記した「結縁交名(けちえんきょうみょう)」が納入されており、その功徳は、広大無辺と言われております。
「胎内結縁写経」には、天武天皇が吉野に伝えたと言われる、手漉き和紙を用い、草木染で五色に染め上げ、お写経用紙に致しました。
書写頂くお経は、『無量寿経』に説かれる、阿弥陀如来の第十八願(二十八文字)で、ご祈願とご芳名をお書き頂きます。
ご納経頂いたお写経は、令和七年の保存修理の完成に合わせて、胎内に納入致します。
ご本尊の胎内に納まる皆様のお写経は、信仰の対象として後世に継承されます。お一人でも多くの皆様にご結縁を賜りますよう、お願い申し上げます。
阿弥陀如来坐像 保存修理勧進 「胎内結縁写経」について
〇書写して頂く経文は、『無量寿経』に説かれる阿弥陀如来の四十八の誓願の内、その本願である第十八願(二十八文字)です。
〇お写経用紙は、五色の草木染で青(緑)・黄・赤・白・黒(紫)に染められています。五色とは、佛様の智慧や精神を顕す色であり、五臓を顕します。ご希望の色の用紙に書写頂けます。
〇ご自身のお悪い臓器がございましたら、対応する色のお写経用紙に回復をご祈願下さい。
〇「胎内結縁写経」の納経料は、ご本尊修理の浄財として、一巻(一色)一万円、五巻(五色)五万円をご寄進頂きます。
〇お手本の字は、小林逸光先生に、阿弥陀如来のお姿は、中村幸真先生にお書き頂きました。
○お写経用紙は、天武天皇伝来の吉野の手漉きの和紙を特別に、福西正行氏にお漉き頂きました。
〇記念品として、喜光寺の境内で育った蓮の実で造った「蓮の実守り」を記念にお受け頂きます。
〇お申し込みは、付属の払込取扱票をご使用下さい。必ずご希望の色と組数をお書き下さい。
※お写経用紙の五色は、下記のように五臓と対応しております。
[五色]
青(緑) ― 肝臓と胆嚢腑
黄 ― 脾臓と胃腑
赤 ― 心臓と小腸腑
白 ― 肺臓と大腸腑と三焦腑(リンパ管)
黒(紫) ― 腎臓と膀胱腑
書写について
〇阿弥陀如来坐像の胸の蓮の上に、「般若心経」「いろは写経」などから、お好きな一文字をお書き下さい。
〇ご祈願は、「為」の下にご自由にお書き下さい。
〇ご住所、お名前の記入もお願い致します。
〇五色の内、緑紙・紫紙は、用紙に薄く印刷された文字をなぞり書きして頂きます。〇五色の内、黄紙・赤紙・白紙は、お手本に用紙を重ねて書写して頂きます。
ご自宅でお写経を
「胎内写経」はご自宅でも書写していただけます。
下記の方法でお申し込みいただくとご自宅にお届けいたします。書写いただいたお写経は、同封の返信用封筒にて喜光寺にお送りください。
ぜひ、ご家庭で心静まるひとときを。
オーダーフォームでの申込み
こちらのオーダーフォームからお申込みください。折り返しお振込み金額をメールにてご連絡致します。
その後代金を下記口座にお振込みください。(恐れ入りますが振込手数料はご負担ください)
確認の上、発送させて頂きます。
お電話、FAXでの申込み
お電話またはFAXでのお申し込みの場合は、
●お名前
●ご住所
●電話番号・FAX番号
●お求めになるお写経の巻数、ご希望のお色
をお電話またはFAXにてお知らせ下さい。折り返しお振込み金額をご連絡致します。
その後代金を下記口座にお振込みください。(恐れ入りますが振込手数料はご負担ください)
確認の上、発送させて頂きます。
[お申込先]
TEL 0742-45-4630・FAX 0742-81-7114
[お振込先]
・ゆうちょ銀行から送金の場合
記号・番号 01070-8-75305
・その他の金融機関からお振込みの場合
ゆうちょ銀行 (コード9900)
一〇九(イチゼロキュー)支店 (店番109)
当座 0075305
口座名義:キコウジケイダイフッコウギョウキボサツイトクケンショウカイ(喜光寺境内復興行基菩薩遺徳顕彰会)