令和2年夏季限定 特別朱印「疫病退散銀印」授与のお知らせです。
赤い和紙は、疫病収束祈願の為、「魔除け」を意味します。また、印が銀色であることは、ご神体が高貴で神聖なる「白蛇」であることの象徴です。
当山秘仏「宇賀神像」は、いわゆる「人頭蛇身」といい、とぐろを巻いた蛇が鎌首を持ち上げ、その頭が長い髭をたくわえた老翁の顔を持っている、非常に神秘的なお姿をされています。
蛇について、「スッタニパータ」というお経の中に、「まるで蛇が古くなった皮を脱いで捨て去るように、執着心を捨て、自己変革をし、前向きに生きなければならない」というお釋迦さまの言葉があります。
また、蛇は、日本の神話をはじめとして、世界各地の神話や伝説に、人智を超越した神聖なる存在として数多く登場し、成長とともに脱皮を繰り返していくその姿は、そのほとんどが、「再生」・「生まれ変わること」のシンボルとして、崇められております。
当山では、以上のような所以により、世界中に蔓延している「疫病の収束」、そして「前進」・「再生」・「復活」を願い、今夏限定の朱印を授与させて頂きます。